インターネットに必要な回線
インターネットに接続するためには電話回線や光ファイバケーブルなどの回線を使って、コンピュータをインターネットにつなぐ必要があります。
しかし回線とコンピュータをつなぐだけでインターネットが使えるわけではなく、インターネットに接続するための接続業者であるプロバイダーと契約する必要があります。
光回線
現在、主流となっているインターネット接続回線です。
光ファイバーを利用したレーザー光による高速で大容量の通信方式です。
今までのネット回線は各家庭にあった電話回線を利用したものでしたが、光回線は新たに光ケーブルを家の中に引き込む必要があるので工事費が高くなってしまいます。
光回線は通信速度が速くノイズや減衰といった影響を受けにくいので安定した通信ができるのが特徴です。
しかし、多くの家庭で光回線が導入され混雑する時間帯になると速度が落ちたり通信が不安定になるといったことも起こりまじめました。
それでも光回線以前のネット回線に比べれば全然良いですけどね。
現在もインターネット事業には投資が行われているのでいずれ解消さるでしょう。
ADSL
ADSLはすでに新規受付している行はなく最後まで新規受付をしていたソフトバンクグループもADSLの新規受付は2019年2月28日で終了し2020年3月より順次終了していき2024年3月末で提供終了となりました。
IDSN
ISDNは1回線でインターネットと電話の両方使えるという回線で通信速度は64kbpsでした。
アナログ回線よりもちょっとはやいですが現在のネット環境と比べると驚きの遅さですね。
ダイアルアップ
ダイアルアップ接続は一般の家庭にも普及し始めたころの最初期の通信方法です。
通信速度はアナログモデムで最高56kbpsまでとなっていて今では考えられませんね。
ダイアルアップの接続音は割と好きでした。
プロバイダー(インターネット接続業者)
プロバイダーとは、インターネット回線に接続された機器をネットワークに中継・接続するための接続業者です。
インターネットに接続するには、光ファイバーなどの通信回線を家の中に引き込み、接続機器であるルーターにつなぎます。
ルーターからパソコン・スマートフォン・ゲーム機などのつなぎます。
回線がつながったらプロバイダーと契約し接続機器にプロバイダーから発行されたユーザーIDとパスワードなどの設定をしてインターネットにつながります。
プロバイダーの役割はインターネットの中継で電話で例えると自分のスマホから相手の電話番号を入力し発信、キャリアの基地局から発信された電話番号先のスマホに繋ぐといったことをインターネットではプロバイダーがその役割を足しています。
自分のパソコン(ブラウザソフト)から見たいWebページ(URL)をプロバイダーに発信します。
プロバイダーはこの情報を元に、このURLのウェブページに繋いでくれます。
プロバイダーはこのような役割を担っています。
まとめ
光ファイバーなどのインターネット回線は、NTT(フレッツ)とKDDI(au)の2社がほぼ独占状態ですが、プロバイダーは全国規模の大手から使える地域が限られている中小企業まであります。
インターネット料金、プロバイダー料によって変わるので比較サイトなどではプロバイダー料の比較が盛んに行われています。
単に料金だけではなくサービス内容もよく見て自分に合ったプロバイダーを見つけましょう。
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