FXとは FX基礎知識
FXとは、正式名称は「外国為替証拠金取引」（Foreign Exchange）の略です。
外国為替証拠金取引という名の通り、円はもちろん、ドル、ユーロ、ポンドなどの通貨そのものを買ったり売ったりする取引です。日本円以外にもさまざまな通貨の売買が行われます。
外国為替市場は、月曜日の朝、ニュージーランドのウェリントン市場に始まり、東京、シンガポール、欧州、最後に米国のニューヨーク市場となり、そして翌朝に再びウェリントン市場、といったサイクルで、土日祝日を除いて、ほぼ24時間いつでも取引されています。つまりFXはいつでも取引が可能で、仕事が忙しい方でも、帰宅後いつでも取引できます。
FX（外国為替証拠金取引）のメリット
FXが人気なのには当然理由があります、そんなFXのメリット紹介します。
少額からはじめられる
FXはレバレッジ（てこの原理）とういう制度を活かし、少ない資金で最大25倍までの外国為替の取引をすることが可能となります。
このレバレッジにより例えば、1万円で25万円の取引が出来るということになります。実際にはそんな極端な取引をすることはないですがね。
円高・円安両局面で収益を得られる
多くの金融商品は基本的に買ってから値上がり後に売る方法で利益を上げます。
しかしFXは口座を開設し後すぐに売りから入り値下がり後に買い戻すという方法で利益を上げることができます。
これは、これから円安に向かうという予想なら買いから入り、円高になると予想するなら売りから入るという両局面に対応ができ、利益を上げるといことが可能になるのです。
平日なら24時間取引可能
為替市場は土日を除き、ほぼ24時間いつでも取引可能できます。日本の祝日でも海外市場が開いていれば取引が可能で、会社員の方や、日中なかなか時間が取れない方でも空いた時間でいつでもに取引ができます。
FX（外国為替証拠金取引）のデメリット（リスク）
メリットがあれば当然デメリットがあります。
FXで注意しなければならないリスクについて解説します。
投資金額以上に損する可能性がある
メリットの点で上げたレバレッジですが、プラスの面でなくマイナスの面も持ち合わせています。
それは、相場が急変した場合、投資した金額以上に損失が膨らみ追証（追加証拠金）が発生してしまうことです。簡単に言うと借金になってしまうことです。
FX業者も追証が発生しないように含み損が膨らんできたら強制的にロスカットし、それ以上損失が膨らまないようにしているのですが、あまりにも相場が急激に変化した場合には、ロスカットをしても注文が約定できないことが発生してしまうのです。
〇〇ショックなど言われるときはこのようなことが発生することがあります。
寝ている間に相場が急変する
為替相場はアメリカ時間、日本では深夜に相場が急変することがあります。
普段、仕事している方などは次の日も仕事があるため深夜に相場を見ていることはできないと思います。
そんな時に相場が急変した場合思わぬ損失を被ることがあるので注意が必要です。
24時間取引が可能なメリットもありますがその反面、自分が相場から目を離しているうちに変化が起きているいうデメリットにもなります。
システムトラブル
これは投資家側ではどうすることもできませんが、FX業者のシステムがトラブルを起こすことは絶対にないとは言えません。
これにより儲けのチャンスを逃したり思わぬ損失が発生しないとも限らないので、システムの異なる複数のFX業者に資金を分散しておくのもいいでしょう。
また、FX業者自体が倒産するという可能性があるので、しっかり顧客の資産を管理している業者や財務状況の良い業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
FXは少額で空いた時間に取引できるのでうまく利用すればお金持ちになれるチャンスをつかむことのできる金融商品だと思います。
リスクについてもキチンと勉強しリスク管理を徹底することで最小限に抑えることも可能なのです。
FXに関する情報はインターネット上にたくさんあるので勉強を怠ることなく続けることがFXで利益を上げるために重要なことです。
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