レバレッジとは
レバレッジ(leverage)は「てこ」という意味で、てこの原理を効かすと言われます。
株の信用取引やFXに置けるレバレッジとは、自己資金に「レバレッジ」をかけてしこ資金の何倍もの金額の取引ができるということです。
レバレッジは取引する金融商品や(株・FXなど)、個人口座と法人口座などの違いによって掛けられる倍率が異なります。
レバレッジの倍率を設定できるメリット
レバレッジの設定を設定できるほうがリスクの管理しやすいでしょう。
レバレッジの倍率をあらかじめ低くしておくことで、意図せずにハイレバレッジにならないように抑えることができるからです。
ただし、レバレッジの倍率が低ければその分、必要証拠金(自己資金)を多く投入する必要があります。
しかも、レバレッジの設定ができるFX会社は一部の会社しかありません。
実行レバレッジ
実行レバレッジとは、証拠金と取引額が差に応じて自動でレバレッジが設定されています。
簡単な例を上げれば、10万円の証拠金で100万円の取引をすると、10万円の10倍の100万円なのでレバレッジは10倍となります。
実行レバレッジも自分で取引額を調整することで、実行レバレッジを管理することができます。
ただ、トレード中はついついハイレバになってしまうことがあるので注意しましょう。
レバレッジのメリット
自己資金が10万円の場合では10万円分の取引しかできませんが、レバレッジを10倍かけると、取引できる金額が10万円の10倍、100万円となります。
つまり10万円の自己資金(証拠金)で100万の取引をすることができます。
このようにレバレッジをかけると手元の資金の何倍もの金額を取引できます。
これがレバレッジの特長です。
レバレッジの最大値は25倍ですので10万円の自己資金(証拠金)で最大250万の取引をすることが可能となります。
レバレッジを上手に利用すれ小資金で多額の利益を得ることができるというのがレバレッジのメリットです。
レバレッジのデメリット
では、逆にレバレッジのデメリットとは何でしょう。
それはメリットが逆にデメリットともなります。
メリットで上げたようにレバレッジは小資金で大きな利益を得ることができるわけですが、逆に損した場合はレバレッジの分だけ大きく損失を出してしまうということになります。
10万円の自己資金(証拠金)で100万の取引のといことは、残りの90万円はどこから工面しているのかということが考えれば想像がつくのではないと思います。
為替の急激な変動で投資資金を失っただけでなく追証が発生し多額の借金だけが残ってしまったという事もたびたび起こっています。
レバレッジのかけすぎには注意しましょう。
まとめ
レバレッジは大きな利益を得るチャンスになりますが、それと同じくらい大きな損をしてしまうこともある諸刃の剣のようなものです。
初心者の方はレバレッジを活用した取引に慣れるまでは低レバレッジで取引をして、慣れてきたら徐々にレバレッジを上げて行くほうが良いでしょう。
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