株取引に掛かるコスト
株の取引でかかるコストは主に2種類に分けることができます。
- 証券会社に支払う各種手数料
- 利益から支払う税金
「現物取引」と「信用取引」では必要となるコストにも違いがあります。
「現物取引」ではここで解説しているものが主なコストとなりますが、「信用取引」では別に違うコストも必要となるので「信用取引」での取引も考えている方はそちらも併せて理解しておきましょう。
証券会社に支払う各種手数料
証券会社に支払う手数料は売買手数料が思いつくと思います。
他にも証券会社から必要な書類を郵送してもうなどした場合には手数料が必要になります。
また、証券会社が提供している取引ツール使用する際にも使用料がかかるものがあります。
さらには、一部の証券会社では口座を持つために口座管理手数料が掛かることもあります。
売買手数料
売買手数料は株の取り引きが成立した時に証券会社に支払う手数料です。
多くの証券会社では取引のたびに手数料が発生するプランと、1日の取引額の総額で手数料が決まるプランの2種類あり、投資家は2つのプランを各月ごとに切り替えることができます。
その他の手数料
証券会社から必要な書類を郵送してもう際には手数料が必要になります。
ほとんどの手続きはネット上で完了することができるので郵送してもうことはあまりないでしょう。例えば確定申告に必要な年間取引報告書をなくしてしまい再発行してもう場合は手数料が必要になります。
ツールの使用料
証券会社が提供している取引ツールは無料で使えるツールと有料で使えるツールがあります。
投資家の利用状況に応じて有料のツールが無料で使えるようになることもあります。証券会社では無料のツールも多く提供しています。基本的には無料のツールでも十分でしょう。
口座管理手数料
口座管理手数料は大手の証券会社で必要になる事がありますが、ネット専業の証券会社ではかかることはないでしょう。
税金
税金はコストとは言いませんが、利益から引かれるということでコストとも考えられます。
株の利益は分離課税ですので節税対策では何もしようがありませんが、配当金では確定申告をすれば還付金を得られるケースがあります。
まとめ
取引手数料は各証券会社はかな安くなってきています。
単純に手数料で証券会社を決めるのではなく取引ツールの使いやすさやサイトの見易さなどを比較して自分に合った証券会社を使いましょう。
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