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ファンダメンタルズ分析に使われる代表的な指標を解説

資料を見て会議中のビジネスマン 資産運用

ファンダメンタルズ分析とは

ファンダメンタルズとは国際的な経済状況や景気動向・各国の経済指標などを元に、相場の動向を分析する方法です。

また、企業の利益や財務指標から企業価値を分析し、買いなのか・売りなのかを判断材料とするものです。

PER(株価収益率)

PER(株価収益率)とは、現在の株価が1株当たり純利益に対しどのくらいの値段になっているか、1株当たりの純利益の何倍の値段になっているかを判断する指標です。

現在の株価が企業の利益に対して割高か割安かを判断するためにもちいれます。

一般的にPERは「低いほうが株価は割安」、「高いほうが割高」と判断されます。

PBR(株価純資産倍率)

PBR(株価純資産倍率)とは、現在の株価が1株当たり純資産に対しどのくらいの値段になっているか、1株当たり純資産の何倍の値段になっているかを判断する指標です。

現在の株価が企業の資産価値に対して割高か割安かを判断する目安としてもちいられます。

一般的にPBRの数値は「低いほうが割安」、「高いほうが割高」と判断されます。

ROE(株主資本利益率)

ROE(株主資本利益率)とは、、株主の投資資本に対してどれくらいの利益を生み出しているかを表す指標です。

投資家からの目線で、その株に投資してどれだけの利益を得られるか、企業が効率よく利益を上げているかを判断するためにもちいられます。

ROEは%でで表示され、8~10%を上回れば優秀とされ、5%以上で投資価値ありと判断されます。

ROA(純資産利益率)

ROA(純資産利益率)とは、会社が持つ総資産からどれだけ効率よく利益を生み出しているかを表す指標です。

ROAの数値が高いほど効率よく資産を回し、少ない資産で多くの利益を上げているということになります。

ROAは%で表示され、一般的に5%程度が目安とされていますが、業種により総資産が異なるため一概に5%とはいえず、業種ごとに判断することが必要とされます。

EPS(1株当たり利益)

EPS(1株当たり利益)とは、1株あたりの利益額を表すもので、1株に対して最終的な当期利益(当期純利益)がいくらになるかを示します。

EPSは、現在もしくは将来の株価が割安か割高かを判断する際の指標として使われます。

EPSが今後も増加する可能性のある銘柄に投資することが良いでしょう。

キャッシュフロー計算書

キャッシュフロー計算書は、財務諸表の1つでキャッシュフロー計算書を読み解くことで資金の流れを把握することができます。

キャッシュフロー計算書には3つの区分あり、

  • 営業活動によるキャッシュフロー
  • 投資活動によるキャッシュフロー
  • 財務活動によるキャッシュフロー

営業活動・投資活動によるキャッシュフローがプラスで財務活動によるキャッシュフローがマイナスとなっている状態が理想的な状態となります。

四季報

会社四季報は、東洋経済新報社から年4回、四半期ごとに発行している会社の主な事業・利益・財務状況をまとめた書籍です。

日本の株式市場に上場しているすべての企業の情報が掲載されており、株式投資をする上で重要な情報がまとめられています。

会社四季報はオンライン証券会社などの企業情報から無料で見ることもできますが、過去の情報と比較するために、書籍やCD-ROM版などを購入しておくと一年前の状況と比較するなど分析の精度を上げることができます。

まとめ

ここで紹介した指標のほかにも「ファンダメンタルズ分析」用いられる材料、指標はたくさんあります。

例えば、どこかで災害が起きとなれば、その規模によっては今後の経済活動に及ぼす影響は無視できない元なる事があります。

災害によって、生産工場が操業停止となれば企業の業績にも影響が出ます。

そういった普段なにげなく見ているニュースにもリスクやチャンスとなる情報が含まれているということを覚えておくとよいでしょう。

ファンダメンタルズ分析で銘柄分析し、テクニカル分析で投資のタイミングを計りましょう。

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