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ロスカットとは?損失を拡大を防ぐロスカットルールを解説

損切り(ロスカット) 資産運用

ロスカットとは?

ロスカットとは、投資で含み損になったさい、これ以上損失が膨らまないように損切りすることです。

投資をしていると、勝つことばかり考えてしまいがちですが、常に勝つ続けることはできません。投資をする際にはリスク管理をしっかり行うことが大切です。

ロスカットルールをあらかじめ決めてしっかり守っていくことで、損失の拡大を防ぎ大切な資金を守り次の投資に繋いでいくことが重要です。

ロスカットには、リスク管理の観点から自分でルールを決めて自分で実行するロスカットとFXや株の信用取引といったレバレッジ取引で、FX会社や証券会社が強制的に執行する強制ロスカットがあります。

自分で決めるロスカット(損切り)

損失はコントロールできます。

例えば〇%下がったら損切するということを最初から決めておくことで、それ以上の損失を抑えることができるからです。

とはいえ実際に含み損がとなってしまうとなかなか損切りできないのが人間です。

ここが底なのではないかとか、もちょっとしたら反発するのではないか、と勝手に想像しロスカットが遅れてしまうことがあります。

そうならないためにもロスカットルールを決め逆指値注文OCO注文といった特殊注文を活用し損切ラインに達したら、機械的に注文が執行されるようにしておくとよいでしょう。

強制ロスカット

強制ロスカットは、証拠金維持率を割り込んだ時にFX会社や証券会社のシステムが自動的にポジションを決済することで、強制決済ともいわれます。

強制ロスカットのルールは各社で細かなルールは異なりますが、預け入れている証拠金と保有ポジションから証拠金維持率を元に算出し、〇〇%以下になったら強制決済と決められています。

ロスカット値は設定画面で変更することがきます。

複数の口座で取引をしているならすべての口座で同じ条件値に設定しておくと管理しやすいですね。

強制ロスカットが執行される前段階に、証拠金維持率が一定水準まで下がるとマージンコールとなり追加証拠金(追証)を求められます。

マージンコールが送られてきたら口座内に追加資金を振り込むか、含み損の大きいポジションを損切りするなりして証拠金維持率を上げるようにしましょう。

追加資金投入よりも損切りすることをおススメします。

強制ロスカットを防ぐために、口座内の資金には余裕をもってポジションを保有する必要があります。

また、レバレッジが高くなりすぎないように気を付けましょう。

ちなみに株の信用取引では、証拠金維持率ではなく委託保証金と呼びます。

ロスカットに関しては同じような仕組みになっています。

委託保証金の維持率は証券会社によって異なる場合があるので確認しておきましょう。

だいたい20%~30%くらいです。

追証

追証とは、追加証拠金の略称です。

追証は強制ロスカットの前段階で、証拠金維持率(委託保証金)が一定水準以下になった場合に、維持率を高めるために追加資金を求められます。

追証の段階できちんと対処しなしと、次に待っているのは強制ロスカット(強制決済)となります。

最悪の場合は、相場が急変しロスカットが成立せず、口座内の資金がマイナスになってしまうことがあり、資産を失うだけでなく借金となってしまいます。

この場合も追証となりマイナス分の入金を求められます。

追証が発生したら健全な維持率になるように早急に対処しましょう。

まとめ

リスク管理は重要なのでしっかり行いましょう。

強制ロスカットまで追い込まれてしまうと傷が深く、次の投資に繋ぐことができなくなる事もあります。

資産を失うだけでなく、最悪の場合は借金となってしまう場合もあり、今後の生活にも大きな影響を及ばします。

特にFXでは深夜時間も為替相場は動いているので寝ている間に為替が大きく動き、「朝起きたら強制ロスカットされていて口座の資金がなくなっていた!」という話も聞くことがあります。

レバレッジ取引をするなら、十分な証拠金を用意するのとリスク管理をしっかりすることを心がけましょう。

FXに限らず株式投資でも、信用取引をするなら強制ロスカットがありえます。

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