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CFD:差金決済取引とは?取引所CFD、店頭CFDの仕組みや取引の仕方について簡単な解説

CFDのイメージ 資産運用

CFD:差金決済取引とは

CFDは「Contract For Difference」の略で、一般的に「差金決済取引」と呼ばれる取引手段です。

証拠金を預けて取引を行うことやレバレッジ効果を生かした取引をすることなど、FXと似た商品特性を持っています。

CFD取引はFX同様「取引所取引」と「店頭取引」があります。

「取引所取引」は「取引所CFD」と呼ばれ、東京金融取引所に上場している株価指数証拠金取引です。(※くりっく株365とも呼ばれる)

イメージとしてはFXのくりっく365を同じようなものです。

「店頭取引」は「店頭CFD」とも呼ばれ、取引所以外(非取引所取引)の取引会社が運営しています。

「取引所CFD」と「店頭CFD」は取引の仕組に違いがあります。

取引所CFDと店頭CFDの共通点

「取引所CFD」と「店頭CFD」はFX取引と同じイメージで「くりっく365」「店頭FX」といった感じになります。

取引時間

取引時間は土日祝日(現地市場により違う)を除いた毎日で、日本市場が休みでも他国の市場が開いていれば取引することができます。

配当相当額(スワップポイント)

保有しているCFDが買いポジションの場合、株価指数の構成銘柄内で配当が発生していれば配当相当額(スワップポイント)がもらえます。

逆に売りポジションで配当の支払いが発生している場合は、配当相当額(スワップポイント)支払います。

取引所CFDと店頭CFDの違い

「取引所CFD」と「店頭CFD」価格の決定方法や取引コスト、取り扱い銘柄などに違いがあります。

CFDの種類には株価指数や債券などの金融商品があります。

  • 個別株CFD
  • 株価指数CFD
  • 商品CFD
  • 債券CFD
  • ETFCFD
  • 通貨CFD

取引所CFD

取引所CFDの価格決定にはマーケットメイクという方式を採用し、複数のマーケットメイカーより提示された価格の中で投資家に一番有利な価格で取引します。

また、取引所CFDでは取引手数料がかかります。

手数料の他にもマーケットメイカーによる価格差によってスプレッドが発生します。

取扱商品は主に「株価指数CFD」であることがほとんどです。

店頭CFD

店頭CFDの価格決定は個々の取引業者との相対取引によって、CFD取扱会社の提示した価格で取引します。

店頭CFDでは取引手数料が無料となっている会社が多く、その場合は必要となるコストはスプレッドのみとなります。

また取扱商品は取引会社によって違いはありますが、店頭CFDのほうが多くの商品に対応している傾向にあります。

CFDのメリット

CFDのメリットはレバレッジを掛けた取引のため、少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。

配当相当額(スワップポイント)の受け取りでは、通常株の配当は権利確定してから配当の受け取りには数カ月のかかるのですが、権利確定日にポジションを保有していれば配当相当額が確定し、会社によってはすぐに受け取れる場合とポジション決済時に受け取れる場合があります。

CFDのデメリット

レバレッジを掛けた取引のため、少ない資金でも大きな利益を狙うことができますが、逆に大きく損してしまう可能性もあるので注意しましょう。

先物取引のCFDには「取引期限」があり、この期限を過ぎると保有ポジションは自動的に清算されてしまいます。

取引期限いっぱいまでもつ必要もないので、利益ある程度出たら決済して利益を確定しましょう。

まとめ

CFDは株の現物取引よりも小資金で始めることができ、レバレッジ効果で大きく利益を出せる可能性があります。

逆に損する可能性もあるので注意が必要です。

すでにFXで取引経験のある方なら感覚的になじみやすく、FXの為替と株価指数CFDや商品CFDとリスクヘッジできます。

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